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                                                         2002年9月11日 
          
          吉岡広小路三次市長様 
          
                                                                      住所 三次市東河内町237 
          
                                                                       名前 小武正教 
          
           私は、2002年8月5日に稼働した住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に参加しません。 
          
           この制度をめそっては様々な議論があり、とりわけ「個人情報保護のための法整備を伴わな 
          い制度実施は遵法」との主張があることはご承知のと.おりです。 
           すでに、いくつかの自治体が参加せザ、横浜市は市民の自主的な選択制をとり、これに続こ 
          うとする自治体もでています。 
           稼働とともに自治体でのトラブルが相次ぎ、個人情報が流出した自治体も 
          
          でています。 
          
           この住基ネットが、歯止め無き個人情報の不正利用につながり、プライバシー・人権侵害に 
          つながることへの不安をぬそうことができません。 
           このような状況下にあって、私は、貴職に対して以下のことを求めます。 
          
          1、私に関する一切のデータを住民基本台帳ネットワークのシステムに接続しないこと。 
          
          2、データがすでに送信されている場合は、送噂先に対してその消去を求めること。 
          
          3、今後、痩続の必要が生じた甥合は、事前に達緒の上、本人の承措を得ること。 
          
          4、上記各項について貴職がどのような措置をとられたか、私に報告されること。 
          
          5、横浜市のように「選択制」を導入すること。 
          
           以上、住民の個人情報を適正に管理し、またこれを保護する責務を有する貴職に対して、納 
          税者丁自治体住民として要求します。 
          以上 
          
          吉岡広小路三次市長様 
          
                                                                                        2003,8,25 
          
                                                                                  小 武 正 教 
          
           今日8月25日 住基ネット本格稼働、住基カードの配布開始に関して申し入れをいたします。 
          
            昨年9月11日、三次市に対して「私は住民基本台帳ネットワークに参加しません」という申し 
          入れを行いました。もしどうしても接続されるというなら、横浜市のように「選択制」を導入するこ とを要望しましたが申し入れは受け入れられていません。ここに再度申し入れをいたします。 
          1、私に関する一切のデーターを住民基本台帳ネットワークのシステムに接続しないこと。 
          
          2、「選択制」を導入すること 
          
           今年5月28日に長野県は、「個人情報保護の体制が不十分のため、当面し、住基ネットから 
          離脱する」発言をいたしました。札幌市でも上田市長が「選択制」を導入する意向をしめしてい ます。 
           総務省では、片山法務大臣が、「首長」が住基ネットからの離脱を独自に判断することは適 
          法であると言明しています。 
            吉岡市長に、住基ネットの接続への「選択制」を導入されることを再度強く要望します。 
          
          以上 
          
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