私たちの国は今とっても平和だから戦争のことなんて考えられないけと゜、『イラクを訪ねて』
というビデオを見て、イラクの人たちは、ガンや白血病という病気で苦しんでいるのを見てとっ ても怖くなりました。
もともと戦争なんてもうおこらないと信じていたので「戦争がしたい」なんていっている人がい
るなんて、なんで戦争がしたいのだろうと思いました。
戦争なんて人の命を奪うだけでなんのとくにもならないんだから、私たちはアメリカとイラクの
戦争がおこらないことを信じています。
小学校4年女子
こんにちは、私は今日、みんながうつっているビデオを見て、「今でも、戦争をしていて大変だ
なぁ」と思いました。
でも、みんなが映っているパネルを見て、元気そうでよかったです。
広島では、私たちが、生まれる前にあったからよくわからないけれど、亡くなられた人はいっ
ぱいいるそうです。
さっきの話しにもどるけど、ビデオを見て鼻血がとませない人や、目がとびだしている人がい
てかわいそうでした。
これからどんな事があるかわかんないけど、がんばって生きて下さい。
小学校3年女子
イラクのみなさんこんにちは。私もせんそうなんかこわくてやりたくないけど、なぜ、戦争が出
来たか私はしりたいです。
私たちの学校では、毎年千羽鶴をおっています。なぜかと言うと、佐々木貞子さんという人
が、白血病という病気になって、貞子さんは友達から、千羽鶴を折ると病気が治ると聞いて、 折っていたけど、ある日亡くなってしまいました。その話しを私がしって、学校で折るようになり ました。今日のパネルを見て、イラクの人たちのためにに鶴を折りたいと思います。
そして戦争がないようにいつまでも願っています。
小学校3年女子
イラク共和国大使館
臨時代理大使
カシム・A・シャーキル様
2003.2.25
三次市東河内町237
西善寺住職 小武正教
拝啓
3月ももうすぐとなり、春の暖かさがそこまでやってきているようです。
貴国においては、今はどんな時節でしょうか。
さて、私は、仏教寺院の住職をしているものですが、昨日同封の新聞に掲載していただいた
ように、貴国・「イラクのお友だちへ 」という手紙を書きました。
昨年12月イラクを訪れた市民平和使節団の作られたビデオとパネルをみんなで見ました。
12年前の湾岸戦争の劣化ウラン弾の影響で、白血病にかかってなくなっていく多くの子ども
たちのことを知り、ショックをうけました。
そして、今また、アメリカ7が戦争をしかけたら、この子どもたちは殺されていく、そんなことがあ
ってはならないとの思いを子どもたちなりに手紙に書いてくれました。
日本政府も、ダブルスタンダードですが、最終的にアメリカに追随していくならば、私たちはあ
なた達・そしてイラクの子どもたちの敵になってしまいます。
そんな戦争が決しておきないように、今広島の地においても、「戦争反対の声」をあげつづけ
ています。
最後まであきらめることなく、戦争が起きない努力を、あらゆるところて゛重ねて行くつもりで
す。
もしできましたら、日本の子どもたちの声を、貴国の子どもたちにとどけていただければとお
願いする次第です。
21世紀を、この子どもたちが手をつなげる社会のために、努力したいと思います。
合 掌
東京のイラク大使館
智子小武 ゆう小武
ゆかり世良 まさのり小武
しずの田中
大介小山
3月24日 2003年
イラクのひとびとのために、愛とご支援の思いがいっぱい込められたあなたたちの手紙に対
して、大変感謝しています。
私たち(イラク)は平和な世界が続き、争いを止めるための努力はこれからも惜しまないつも
りです。
私たちはイラクと日本の二つの国の愛にあふれた平和の結びつきを通して、私たち二つの
国の間の、友情を必ず深めてゆくことが出来ると信じています。
どうも本当にありがとうございました。私たちイラクの人は、皆さんの優しい心を決して忘れる
ことはないでしょう。
どうもおりがとう。
カシーム・シャキル
東京イラク大使館・臨時大使
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