セイブ・ザ・イラクチルドレン広島 趣旨・会則

ご協力お願いします。

 私は、この度第二次イラク市民調査団の一員としてイラクを訪問しました。そこでイラクの
人々と交流し、また湾岸戦争空襲を受け1000人余りの人が犠牲になった、アメリヤ・シェルター
を視察し、そしてその戦争で使用された劣化ウラン弾の被害で白血病や癌に冒された子ども
たちが多く入院する病院を訪れました。そこで、これまであまり知らされていなかった湾岸戦争
の実態や、それ以降続けられてきた経済制裁の及ぼす状況の深刻さについて、自分の無知を
恥じ、そして憤りを覚えました。
 心から平和を願っているイラクの人々、癌の末期で苦しそうにベッドに横たわる子どもと何も
してやれず深い悲しみの中にいる家族、「薬が医療機器があればこの子たちを救えるのに」と
悔しさをにじませながら話す医師、この人々に少しでも寄り添えることができたらと「セイブ・ザ・
イラクチルドレン・広島」を設立することにしました。同じ思いで立ち上げられた「セイブ・ザ・イラ
クチルドレン・名古屋」は、すでに活動を開始しています。
 日本には、中東のマザーテレサとも称される、ジャミーラ・高橋(ムスリムの日本女性です)と
いう誇るべき人道活動家がおられます。この方の主催する「アラブ・イスラーム文化協会」「アラ
ブイスラームの子どもたちを助ける会」や広島の関係団体と連携して、今後の諸活動を進めて
いきます。具体的には必要な医薬品や医療機器の差し入れ、イラク医師の日本への研修招聘
などを助けることを第一歩にと考えています。
 ぶしつけではございますが、寄付口座の郵便振替番号は次の通りです。金額のいかんにか
かわらずご協力いただければ幸甚に存じます。

    口座番号   01370−3−78607 『手数料振り込み人払い』90円
  口座名称   セイブ ・ザ・イラクチルドレン・広島
 
  また、この会の会則(抜粋)を同封させていただきました。国際平和とイラクの子どもたちの
健やかな成長を願う人は誰でも会員になれます。今後も何らかの形でこの問題に関わっても
いいと思われる方は、その旨振り込み表に記載していただければと存じます。
  
                                             2003年3月
                                 
                                 セイブ・ザ・イラクチルドレン広島
               設立代表  大江厚子
            (TEL/FAX 0826-28-2629)


 セイブ・ザ・イラクチルドレン・広島【会則】
1.目的
 (1)イラク共和国(以下、「イラク」)の子どもたちの健全に成長する権利を擁護し、    そ
の環境整備のために必要な情報収集及び援助を行うこと。
 (2)「アラブイスラーム文化協会」および「 アラブイスラームの子どもたちを助け    る会」
と連携し、イラクの人々との友情を切り結ぶこと。
2.名称および所在地
  本会は「セイブ・ザ・イラクチルドレン・広島」と称し、その事務局を下記に置く。
      記
    広島県山県郡戸河内町土居314
3.会員
  国際平和とイラクの子どもたちの健やかな成長を願う者に限る。
  武力による国際紛争の解決を容認する者の入会は認めない。
4.役員
  役員として、代表1名、副代表1名を置く。
  代表は会を代表し、副代表は代表を補佐する。
5.運営
  会は、毎年1回総会を開催し、重要事項および役員選任について決定する。
6.設立年月日
  この会の設立年月日は、2003年3月3日とする。

付則
1.会の役員は次の会員とする。
  代表  広島県山県郡戸河内町土居314  大江 厚子
  副代表 広島県佐伯郡湯来町伏谷729   沖  和史
2.この規約は、2003年3月3日から適用する。

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