インドの仏教徒をめぐる状況 2003・2・18
 
 お元気でいらっしゃいますか。こちらは冬が終わり夏が顔を覗かせる時期ですが一行に寒さ
がいえません。冬そのものも記録的なさ寒さでしたがここ数日も嵐のような雨、台風のような風
雷、稲妻で寒さがぶり返しています。この時期の農作物は水供給が少なくて済むものばかりで
すので、このように雨が降ったり風が拭くと根枯れしたり、倒れてしまいます。地方版の新聞

トップ記事は倒れている麦、綿の前で悲しいそうにしている農家の写真ばかりです。
 パンニャ・メッタ・サンガ例年最大の行事であります二月六日の智恵山大佛様の法要、八日
の禅定林及び子供の家の法要が無事に終わりました。今年はこれに加えて9日に被災地のア
ンジャールで学生寮の開寮式も滞りなく終了しました。西効総長には参加していただく事が出
来ず残念でしたが、6日の大佛様法要にはチャッティスガル州知事が来たり、公式発表により
ますと70万人以上が参拝したとのことです。諸行事について来年のために個々に反省をしな
いといけない部分は多々有るのですが、一応大祭が無事終了し関係者一同ほっとしていると
ころです。
 
  このような大きな行事が成功する事は当たり前に喜ばしことなのですが、あと色々な付き合
いが増えて大変です。ライプールの関係者から、今まである、ドンガルガル支部とは別にチャッ
ティスガル州レベルのPMSの支部を作りライプール県で3月22,23日に諸宗教平和の祈り
及び会議をしましょとの案が出ています。70万人もの前でのイベント的なものでなくホールに5
00人ぐらいの諸宗教の識者を呼んで宗教の融合性、宗教者が宗教の名を借りた戦争にどの
ような態度をとればよいのかを話し合おうという事です。趣旨は素晴らしいものですし、日頃の
お付き合いを考えてもウンという以外方法が無いのですが早急さに戸惑っています。祈り、 
日本は寒さが続いていると思います、御身御自愛下さい。
  合掌 サンガ
 
 
 
 
 
 

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